今回は、仕事で新規販促施策や新事業や新商品などを考えているけど、アイディアに困ってるというあなたの為にアイディアの作り方を紹介します!
アイディアを考える場面って沢山あるのに、意外と研修でも教えないし、マニュアルとかもないので、ひらめきの世界みたいな感じになりがちですよね。
しかも、頭を抱えてウンウンうなっても、やみくもにネットで調べてみても、結局あまり良いアイディアって出てこないですよね。
そして、期限が設定されてたりすると、本当に悩みますよね。
そんな悩みも終わりです。
なぜならそれ、作り方を知らないだけだからです。
今から解説するアクションを実践すれば解決します。
あなたが既にポンポンと実効性があるアイディアがおもいつく天才なら、時間の無駄なのでこの記事は読まなくていいです。
でももしあなたが少しでもアイディア出しで困っているなら、必ず役立つので是非読んで実践して下さい!
本記事は、新事業、次年度計画、販売戦略策定、組織改革などを通じ、数々の新しいアイディアを出し具現化してきた私が、アイディア出しで悩む人を救うべく
販促も新事業も思いつくアイディアの作り方3つを解説した記事です。
アイディアが出せるかどうかなんて、生まれつきの頭の良さで決まってると思う人もいるかもしれません。
でも、アイディア出しもテクニックなんです。
方法さえわかれば誰でもできるんです。
【販促も新事業も思いつく】アイディアの作り方3つ【AIに負けない】
アイディアの作り方1:抽象化と具体化を繰り返す
アイディアの作り方1つめは、抽象化と具体化を繰り返す事です。
本記事で紹介する方法3つのうち、これが1番簡単です。
でも、このテクニックを習得するだけでもかなりアイディアが増えます。
アイディア出しに慣れてない人はまずこれからやってみましょう!
あなたは抽象化をやってますか?
ほとんどの人が具体化はわりとできるのに抽象化が抜けがちなんです!
具体的手順
例えば、あなたが営業部門の人で、会社の利益向上に向けたアイディアを考えているとイメージして下さい。
営業部門なので、シンプルに「販売数を増やす」という軸で考えたとします。
そうすると、「販売数を増やす」という軸で要素を具体化しますよね。
こんな感じで。ここまでは皆思いつく事です。
でもこの記事にたどりつくあなたはこれじゃ不満ですよね。
まわりの人に差をつける様な、ひねりのきいた、斬新なアイディアを出したいですよね。
それなら抽象化が重要です。
まず、今具体化した事がアイディア出しの中でどんな位置づけかを全体像で捉えましょう。
図にすると下の図の様な感じ。
まだまだ、販売数を増やすというパーツの中の、さらにパーツを考えただけでしかありません。
ここで抽象化をします!
「販売数を増やすのは何の為か?」と考えて下さい。すると・・・
こんな感じに、
- 販売数を増やすのは何のため?⇒契約数を増やす為
- 契約数を増やすのは何のため?⇒収入を増やす為
- 収入を増やすのは何のため?⇒利益を増やす為
という具合に、思考の枝を左に逆にさかのぼっていくイメージで進めましょう!
抽象化できたらまた具体化をします!すると・・・
という感じで、沢山アイディアが出てきます。
そしてまた出てきた要素に対して抽象化と具体化を繰り返していけば良いんです。
これが抽象化と具体化の繰り返しです。
最初は上記の様な図をノート、ホワイトボード、マインドマップなどを使って書きながら考えてみるとわかりやすいと思います。
慣れるとこれが頭の中で一瞬でできる様になります。
あなたのまわりにいる「いつもすぐにアイディアを次々出せる人」も、天才とかいきなりひらめくとかではなくて、無意識にこの手順を頭の中で行っている作業をしているだけです。
あなたにもできます!
ここまで、アイディアの作り方①抽象化と具体化を繰り返すを紹介してきました。
続いて、アイディアの作り方②アイディアを使う人の気持ちから逆算するを紹介します。
アイディアの作り方②:「アイディアを使う人の気持ち」から逆算する
アイディアの作り方2つめはアイディアを使う人の気持ちからの逆算です。
これは本来、当たり前の事なハズですが、意外と皆忘れてしまっているので、意識すると皆と違うアイディアが出ます。
ほとんどの人は、自分がやりたい事や自分が好きな事で考えてしまいがちだからです。
これも手順は割と簡単です。
具体的手順
やる事は至ってシンプル。「自分ではなくそのアイディアを使う人の気持ち」から膨らませる事です。例をあげます。
例.新製品のアイディアを考える場合
新製品に関係する人の気持ちを想像しましょう!
自分が製品の利用者だったら
どんな製品だったら一番嬉しいだろう?
自分が営業だったら
どんな製品だったら売りやすいだろう?うりたくなるだろう?
自分が競合他社だったら
自分が競合他社だったらどんな製品を出されたら対抗しにくいだろうか?
…という感じ。
自分ではなく、関係する人達側の目線で考える。
これだけで発想は広がります。
ここまでアイディアの作り方2つ目、「アイディアを使う人の気持ち」から逆算するを紹介してきました。
続いて最後となるアイディアの作り方3つ目は、変化が起こす変化を予測するです。
アイディアの作り方③:変化が起こす変化を予測する
これが最後!
アイディアの作り方3つめは変化が起こす変化を予測するです。
これは少し上級編。でも確実に手順を実行すれば誰でもできます。
慣れるまでは、頭の中で完結させようとせず、紙とペンをつかいながら進めましょう!
具体的手順
自分が企画部門の人で、新事業のアイディア検討をしているとイメージして下さい。
まずは、目先に起きている変化を考えます。
最近なら、3Dプリンタ普及、車の自動運転レベルの向上とかありますよね。これらの変化が起こす更なる変化を考えるんです。
まず先に結論からいうと
3Dプリンタ普及なら…
→空き倉庫活用ビジネスなど
車の自動運転なら…
→自動車メーカー向け損保ビジネスなど
といった具合につながります。
なぜこうなるか、順番に示すと・・・
3Dプリンタ普及
→買う時代から自宅で作る時代へ変わるな・・・
→メーカーが倉庫で在庫を持たなくなるな・・・
→そうなると倉庫に空きスペースが沢山できるだろうな・・・
→メーカーが空きスペースを活用したくなるハズだ!
→空き倉庫活用ビジネスが有効なんじゃないかな?
自動運転普及
→車の事故発生率はゼロが前提になるな・・・
→ゼロなら、保険は運転者ではなくメーカーが契約することになるな・・・
→自動車メーカー向け損保ビジネスが需要増えるんじゃないかな?
という感じです。
この様に、変化を1つではなく更に先は何が?と尽きる所まで考え抜くんです。難しく感じる時は過去に似た様な事が起こった時、何が起きたか?と考えてみて下さい。
以上、アイディアの作り方3つでした!
まずは1つ目の抽象化と具体化からはじめて、慣れてきたら、3つを組合せて使ってみて下さい。
例えば、将来の変化が起す変化を考え、次にその時の人の気持ちを考え、出てきた要素に対し抽象化と具体化を繰り返して整理していくなど。
是非、チャレンジしてみて下さい!
おわりに
いかがだったでしょうか?
少しでもあなたの役にたったなら嬉しいです!
ここまで読んだあなたはもう、アイディア出しマスターです!
検索一位のサイトでサラっとおわらせず、二番目三番目と調べまくり、まだ有名ではないこのサイトにたどり着けるあなただから、元から優秀です。
そんなあなたが、本記事の手順を実行すればもう無敵。次々とアイディアが湧き出て、まわりから一目おかれるでしょう。
あなただけでなく、シェアボタンで自分の知り合い等へ広めて頂けると更にうれしいです!
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