【2020年5月2日更新】新型コロナと血液型の関係【A型は注意】

性格・体質の分析とタイプ別対策

(※この記事は2020年5月2日に更新しました)

2020年1月以降、世界で猛威をふるうコロナウイルスCOVID19。

2020年3月16日、武漢大学中南病院証拠基盤仲介医学センターの研究チームが、武漢と深センで新型コロナ陽性判定を受けた患者2000人以上の血液型パターンを分析して、研究結果の論文が公開されました。

中国の論文では「A型が感染しやすく、O型が感染しにくい」が結論。

とはいっても、血液型と体質や性格の関係はまだまだ賛否両論。

なので、この論文に加え、厚生労働省等の各種データを駆使して本サイトでも独自に分析し客観的に分析してみました。

では早速解説していきます。

実際に感染した有名人による中国論文の仮説検証

(2020年5月2日更新)

まず2020年5月2日時点で報道された主な有名人の血液型を調べて、中国論文の仮説を検証してみました。

あくまで、報道から認知できた範囲内なので、偶然とも言えますが、一つの参考情報として。

  • 中国論文で「最も感染しやすいのはA型説」は本当か?⇒確かに多い
  • 中国論文で「最も感染しにくいのはO型説」は本当か?⇒確かに少ない

確かに日本においてもA型が日本の血液型分布以上に多いです。

また、O型が日本の血液型分布以上に少ないです。

日本全体:A37%、B22%、O32%、AB9% ※wikipediaベース

(感染):A50%、B23%、O18%、AB9% ※5月2日時点

  • (阪神)藤浪晋太郎:A型
  • (ヴィッセル神戸)酒井高徳:A型
  • (お笑い)志村けん:A型
  • (陸上)塚原直貴:A型
  • (セレッソ大阪)永石拓海:A型
  • (野球監督)梨田 昌孝:A型
  • (お笑い)ゴリけん:A型
  • (歌手・俳優・声優)速水けんたろう:A型
  • (声優)山下まみ:A型
  • (俳優)石田純一:A型
  • (アナウンサー)富川悠太:A型
  • (阪神)長坂拳弥:B型
  • (お笑い)白鳥久美子:B型
  • (野球選手)片岡篤史:B型
  • (アナウンサー)赤江珠緒:B型
  • (アイドル)ソラ豆 琴美:B型
  • (ケツメイシ)RYOJI:O型
  • (脚本家)宮藤官九郎:O型
  • (阪神)伊藤隼太:O型
  • (モデル)小宮璃央:O型
  • (お笑い)黒沢かずこ:O型
  • (お笑い)ラジバンダリ西井:AB型
  • (女優)岡江久美子:AB型

A型率が高い国ほど、コロナ感染者率が高い傾向有り

血液型とコロナ感染率の世界国別散布図グラフ

あとで紹介する論文を参考にしつつ、統計データを用いて本サイト独自で血液型とコロナの関係を分析してみました。

グラフをみれば一目瞭然。コロナ感染率はA型比率と関係がありそうです。

上記グラフは、世界各国を

  • 人口に対するA型率(A型人数÷総人口)を縦軸
  • 人口に対するコロナ感染者比率(コロナ感染者比率÷総人口)を横軸

にプロットしたグラフです。

高低の基準は中央をとり、A型率30%、感染者率0.06%としました。

このグラフからわかった事は

  1. 感染者率が高い国ほどA型比率が高い
  2. 逆に感染者率が低い国ほどA型比率も低い
  3. A型比率が低い国に感染者率が高い国は無い
  4. 一方で、A型比率が高い国でも感染者率を低く抑えている国も一定数存在

という事がみてとれます。

本記事を書いている2020年3月20日現在、イタリアの感染者数が急速に拡大しており、死者数が中国を超えたとのことですが、イタリアも図にある通り、A型比率が非常に高い国ですので何らか関係があるかもしれません。

では続いて、冒頭で触れた中国医学センターの論文を要約して紹介していきます。

(本グラフ情報出典)

中国医学センター研究チームの結論:コロナウイルスCOVID-19と血液型の関係は「有り」

コロナウイルスCOVID-19と血液型の関係

冒頭でふれた中国の医学センターによる論文でも、血液型とコロナウイルスの関係は「有り」との事。

コロナウイルスCOVID-19患者1,700人の血液型分布を、非感染者の血液型分布と比較した結果、AB型とB型が地域の分布と同程度である一方、A型とO型は分布が大きく異なったという結果です。

以下、論文抜粋です。論文はmedrxiv上で無料公開されています。

OBJECTIVE To investigate the relationship between the ABO blood group and the COVID-19 susceptibility. DESIGN The study was conducted by comparing the blood group distribution in 2,173 patients with COVID-19 confirmed by SARS-CoV-2 test from three hospitals in Wuhan and Shenzhen, China with that in normal people from the corresponding regions. Data were analyzed using one-way ANOVA and 2-tailed χ2 and a meta-analysis was performed by random effects models. SETTING Three tertiary hospitals in Wuhan and Shenzhen, China. PARTICIPANTS A total of 1,775 patients with COVID-19, including 206 dead cases, from Wuhan Jinyintan Hospital, Wuhan, China were recruited. Another 113 and 285 patients with COVID-19 were respectively recruited from Renmin Hospital of Wuhan University, Wuhan and Shenzhen Third People’s Hospital, Shenzhen, China. MAIN OUTCOME MEASURES Detection of ABO blood groups, infection occurrence of SARS-CoV-2, and patient death RESULTS The ABO group in 3694 normal people in Wuhan showed a distribution of 32.16%, 24.90%, 9.10% and 33.84% for A, B, AB and O, respectively, versus the distribution of 37.75%, 26.42%, 10.03% and 25.80% for A, B, AB and O, respectively, in 1775 COVID-19 patients from Wuhan Jinyintan Hospital. The proportion of blood group A and O in COVID-19 patients were significantly higher and lower, respectively, than that in normal people (both P < 0.001). Similar ABO distribution pattern was observed in 398 patients from another two hospitals in Wuhan and Shenzhen. Meta-analyses on the pooled data showed that blood group A had a significantly higher risk for COVID-19 (odds ratio-OR, 1.20; 95% confidence interval-CI 1.02~1.43, P = 0.02) compared with non-A blood groups, whereas blood group O had a significantly lower risk for the infectious disease (OR, 0.67; 95% CI 0.60~0.75, P < 0.001) compared with non-O blood groups.In addition, the influence of age and gender on the ABO blood group distribution in patients with COVID-19 from two Wuhan hospitals (1,888 patients) were analyzed and found that age and gender do not have much effect on the distribution. CONCLUSION People with blood group A have a significantly higher risk for acquiring COVID-19 compared with non-A blood groups, whereas blood group O has a significantly lower risk for the infection compared with non-O

ではまず、最もかかりやすい血液型から解説します。

最もコロナウイルスCOVID19になりやすいのは「A型」

医学センターによる論文では、最もかかりやすい血液型は、日本人の37%を占めるA型でした。

中国武漢市の非感染者4000人の血液型分布と比較すると、A型のコロナウイルス患者は通常の分布より5.6%多いという結果になりました。

  • 非感染者4,000人に占めるA型:32.2%
  • 感染者1,700人に占めるA型 :37.8%(+5.6%)

A型の人は、他の血液型よりも注意が必要という事です。

医学センター研究チームは「A型グループの新型コロナ感染患者の場合、より一層注意深い監視と積極的な治療を受けなければならない場合もある」と言っています。

最もコロナウイルスCOVID19になりにくいのは「O型」

医学センターによる論文では、中国武漢市の非感染者4000人の血液型分布と比較すると、O型のコロナウイルス患者は通常の分布より8.0%少ないという結果になりました。

  • 非感染者4,000人に占めるO型:33.8%
  • 感染者1,700人に占めるO型 :25.8%(▲8.0%)

安心とまでは言えませんが、O型の人は少なくとも他の血液型よりかかりにくいと言えそうです。

論文を取り巻く賛否両論の意見(3月31日追記)

中国が出した今回の論文については、報道機関等含め、賛否両論様々な意見が渦巻いています。

賛成、そのまま引用

否定

南方医科大学3級生物安全実験室の趙衛主任は、科技日報のインタビューに応じた際に「この研究は主に臨床疫学統計データの結果に基づいている。科学的であるか否かについては、さらに大規模な調査が必要だ。特にO型の自然抗ウイルスメカニズムの研究によって確認するべきだ」と述べた。

趙氏は「新型コロナウイルスは現在、主に呼吸器に感染する。ウイルス血症水準は相対的に低く、持続する時間が短い。血液型が症状の変化にどの程度影響を及ぼすかについては、さらに丁寧な研究を行うことで、感染対策における意義を明確にするべきだ」と述べた。

以前、ヨーロッパにO型が多いのは昔、ペストや腸チフスが流行ってA型の人が弱くて多く死んで日本ではそれほどはやらなかったからA型の人が多いなどと、まことしやかに話されていたが
全くの迷信です。

 

そもそもなぜ血液型とウイルス感染に関係があるのか?

そもそもなぜ血液型がウイルス感染と関係するのか。

それは、血液型によって「免疫」に差があるから。この事は【免疫も食べ物も】血液型と体質の関係【個人差があるのはこれが原因】で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

また、各血液型ごとの体質についても、特徴を解説しているのでそちらもぜひご覧下さい。

「A型」の体質

「O型」の体質

「B型」の体質

「AB型」の体質

ここまでのまとめ

本記事をまとめると

  1. 感染者率が高い国ほどA型比率が高い
  2. 逆に感染者率が低い国ほどA型比率も低い
  3. A型比率が低い国に感染者率が高い国は無い
  4. 一方で、A型比率が高い国でも感染者率を低く抑えている国も一定数存在
  5. (中国武漢市における)非感染者と比較した患者の血液型分布は、A型が5.6%多く、O型が8%少ない

の5点がポイントでした。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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なお、本サイトはコロナについて、引続き何か手が打てないか、何が原因なのかなどを引き続き分析・注視していこうと思っています。

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